2011年05月31日

うどんについてかんがえたこと

私はもとから蕎麦かうどんか、と問われればうどん派なのですが、
何がきっかけか忘れてしまったけど、
この一年くらいうどんが本当に好きなのです。

授業後にクラスメイトとこむぎぼうへ。
あるいは、会社の昼休み同僚とはなまるうどんに。
さもなければ、帰ってきてからひとり夜な夜な乾麺をゆでて食べる。

乾麺をゆでて食べる場合はいくつかバリエーションがあって
冷水で締めてから、母の自家製麺つゆ、
または酢醤油(ポン酢みたいなもの)、ごま油と塩などを上からかけて。

もしくは、茹でた鍋のまま釜揚げで食べる。
その場合は、おつゆの器に、生卵と麺つゆを入れておく、
熱々の麺を箸でお湯から掬い上げ、卵と麺つゆに絡めていただく。

どちらの場合も、薬味に夏は青しそ、茗荷、冬場は葱、など。
胡麻と福岡の柚子胡椒、京都の黒七味は季節を問わず。胡麻は金胡麻が断然美味しい。
疲れてるときは薬味を切る元気もない。
それでも白くてつるんとしたものを咽喉に流し込むとしあわせで元気が出る感じがする。

そうだ、真冬に鍋の〆に冷凍うどん、これも忘れてはならない。
スーパーで売っている、冷凍うどんはおいしいけれど、茹でうどんはゴムみたいで大変不味い。

今年の初め、香川で讃岐うどん(憧れの)を食べた時は本当に感動した。
先月食べた水沢うどんは1200円位するのにふうん。という感じだった。
稲庭うどんはまだ食べにいったことがない。
日本三大うどんを制覇しなくては。

名古屋の味噌煮込みうどんや、富士吉田の吉田のうどんは、美味しいとは思うのだけど、
麺自体に汁の味が染み込んでいて、せっかくの白いうどんに
うっすら色が付いてしまっているのが、好みではない。
麺に染み込んでしまっては、小麦の味を味わえない。
もちろん、ほうとうのような麺が伸び切っているのはどうも好かない。

東京で食べる一番美味しいうどんはやはり神保町の丸香だと思う。
大学時代に麺のコシに衝撃を受けて以来、未だに一人で食べに行くこともある。
根津の釜竹も美味しかった。
六本木のつるとんたんは、あれは邪道。うどんのカルボナーラとか、理解に苦しむ。
新宿と吉祥寺の麺通団は麺が粉っぽい気がする。
神田の野らぼーは昔すぎて味を忘れてしまった。
代々木のやしまは、一度だけいって、揚げ玉うどんにして失敗した。
いつか揚げ玉無しを食べてみよう。
はなまるうどんとこむぎぼうはいつでも行けるからいいよね。
今度、恵比寿のマルガメ製麺という所にいってみるつもり。

先日、たまたま日本に住む様々な国籍の外国人に、好きな食べ物のアンケートをとったのだけど、
20人あまりのうち、udon と答えた人が 4, 5 人いたのは、驚きでした。
確かに、世界の麺文化を見てみても、うどんのように、
まっ白で、つやつやした美しさを持つ麺はほかに思いつかない。
パスタのように黄みがかっていたり、蕎麦のように茶色っぽかったり、
表面はだいたいツヤがなく、マットな感じなものが多い。
まっ白、ということで、先日ちょっとだけ読んだ原研哉さんの「白」を思い出したのだけど、
原さんは、「白」が日本文化の繊細さ、簡潔さを生み、支えてきた美意識の原点だと言う。
フランス料理は足し算、日本料理は引き算、と言われているのを考えれば、
その理論はうどんにも応用できる。
まっ白いうどんに、青いネギを飾るか、もしくは、その白さをめんつゆで栗色に染めるか、
もしくは白は白のままいただくか。
そこに悦びを見いだすのは、やはり私が日本人だからなのだろうか。








.
posted by マリカ at 22:23| 東京 ☔| Comment(5) | TrackBack(0) | EAT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。